徳島合同証券株式会社 泊 健一

徳島合同証券株式会社 泊 健一

カーボン・オフセットを活用したクラウドファンディングや日本株式など、徳島を元気にする金融商品を次々と生み出している徳島合同証券株式会社。

金融と「森」を守る活動にどのような接点があるのか、ちょっと不思議ですね。そこで「徳島合同証券株式会社」の泊 健一さんにお話をうかがいました。

—— 徳島合同証券さんと他の証券会社との違いはどういった点ですか?

ひと言でいうと「徳島を元気にする金融商品」をつくる、ということです。これはうちにしかできない強みなんですよ。徳島の企業を応援するにはどうしたらいいか、知恵を絞っています。また、日本株式のスペシャリストをめざしているので、他社が投資信託などを扱っていても、我々はぶれることなく日本の株式だけを取り扱っています。

—— 「カーボン・オフセット」事業に参加されたきっかけは?

僕は徳島県域カーボン・オフセット推進ネットワークの監事も務めていますので、再生可能エネルギーである太陽光のファンドを最初に扱いました。その時に「徳島の人にメリットがあるものを作れないか」と考えたんです。地元のお金は地元で回した方がいいし、徳島の企業は徳島で応援するのが当たり前だと。

他の証券会社で株取引をしても何もないが、うちで取引をすれば徳島の森林保護に貢献できる。そういった独自の金融商品を作ることが私たちの特色だと考えています。

徳島合同証券株式会社

—— 「カーボン・オフセット」のしくみを取り入れた2つの事業がスタートするんですね。

KUUKAI

はい。ひとつは「KUUKAI」というクラウドファンディングのポータルサイトです。
クラウドファンディングとは、ある目的のためにインターネットを通じて不特定多数の方に資金提供を呼びかけ、目標額が集まった時点で当該プロジェクトを実行していくことです。徳島発のプロジェクトをどんどん紹介していきたいと思っているんです。資金調達が実現したら、案件1件につき2tのクレジット(CO2削減)を添付していく予定です。

「KUUKAI」で紹介するプロジェクトは、厳選しているところです。地元の酒造会社や森林の資源を再利用する会社など、徳島のいろいろな企業を全国に紹介していきたい。投資家から見れば、自分の応援したい企業に少額からでも投資できますし、企業が成功すれば特典やメリットを享受できます。
さらに「カーボン・オフセット」によって徳島の森林保護にも協力することができるんです。
単なる「投資」ではないので、夢とか、可能性を感じますよね?
一方、企業側は資金調達はもとより、投資家の反応をみることでマーケットリサーチができる。「これだけ集められるのなら、いけるんじゃないか」「これくらいしか集まらないなら止めておこうか」といった判断が、金銭的なダメージを受けることなく下せる。双方にとってメリットのあるしくみだと思います。

例えば酒造会社さんの場合、投資家への特典として
・なかなか手に入らない人気商品を優先的に送ってもらえる。
・酒蔵を見学できる。
など、いろいろなアイデアが考えられます。投資をしたら、年月を経てお酒となって自分のところへやってくるんだ、と思うとうれしいですよね。 これまで全国で7,100あった酒蔵が、今では1,000になりました。これは絶対なくしてはダメだと思うんです。だからこそ日本酒っていうのは地元の人たちがしっかりと飲まないといけない。私たちにそのお手伝いができれば…と思っています。

徳島合同証券株式会社

KUUKAIホームページ:https://greenfunding.jp/kuukai

もうひとつは、日本株の取引に「カーボン・オフセット」を組み込んだサービスです。 株取引1件につき、2KGのCO2削減を添付します。お客様には、「うちで商いしていただければ2KGずつ徳島の森林保存に役立ちますよ。」と説明させていただいています。

どちらもこれから始まるプロジェクトなので、徳島の皆さんにもラジオや雑誌などを通じてどんどん紹介していこうと考えています。

—— ペーパーレスにも熱心に取り組まれているとお聞きしました。

しかし、そうやって絞り込んでいくと、自分が何を持っているか把握することができます。「あれどこだったっけ?」と考える時間がもったいないでしょう?その無駄な時間がなくなり、7tあった紙が3.5tですね。半分まで減りました。 今では文書の印刷はほとんどせず、データで共有しています。昔の書類はスキャンして保存するなど、今もいろいろ取り組んでいます。

—— そのほか、業務の効率化などで実践されていることはありますか?

ネット環境が整備されたので、テレビ会議などを始めました。東京や大阪の講演の様子を徳島から見ることもできるので、出張費が削減できています。2時間の研修のために往復2時間ずつかけて行って戻ってくるなんて不毛ですよね。徳島でその研修を受ければ、会社は交通費が助かるし、社員は自分の時間を増やすことができますし。

例えばインフルエンザにかかった時、会社に行けば他の人にうつしてしまうかもしれない、とか小さい子どもがいるから会社で仕事ができないとか、そういう時にネットを使って在宅勤務できればいいですよね。時間を効率的に使って環境に良い働き方をすれば、さらにコストはかからなくなるんじゃないかと思います。
あとは、各社員のスケジュールはネットのカレンダー機能を使って一覧することができます。昔はホワイトボードに書いていました。離れた事業所のメンバーの予定もわかるし、その日の行事もチェックできます。出先から確認できるのが大きいですね。 掲示板機能も活用しています。東京などに出張していても地元新聞などに出ている記事や関係先の慶弔情報などを共有することができるので、タイムリーに対応することができます。

みんなが協力してくれたおかげでペーパーレスやIT化によって、年間700万円くらいのコスト削減ができました。浮いたお金で社内の照明をLEDにすると電気代が下がるし、低燃費の社用車を購入することでガソリン代が減るし。環境に良いことをするとコストも軽減されるということを実感しましたね。
中通町の本店にお邪魔したのは、平日午前の早い時間でしたが、すでにたくさんの投資家の方々が株価の動きをチェックしに訪れていました。慌ただしく業務が進んでいくオフィスと、和やかに談笑されている投資家の皆さんとが絶妙のコントラスト!

近所の方なのか、自転車でいらっしゃる方も…。
長年地域に根ざした「商い」をされている合同証券会社さんならではの、ほっこりする風景でした。

もっと詳しく知りたい方は…

徳島合同証券株式会社の金融商品について詳しくは下記までお問い合わせください。

本店
〒770-0844 徳島市中通町3丁目5-1 TEL.088-625-7171 FAX.088-625-7197
e-mail:godo-sec@aioros.ocn.ne.jp

小松島営業所
〒773-0003 小松島市松島町8-6  TEL.0885-32-2650  FAX.0885-33-3276
最新情報は、ホームページ、facebookでご確認いただけます。
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